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【実体験】RL360を解約した理由|「やっぱり手数料が高すぎた」海外積立保険のリアルな失敗談【2026年】

【実体験】RL360を解約した理由|「やっぱり手数料が高すぎた」海外積立保険のリアルな失敗談【2026年】

こんなお悩みはありませんか?

RL360(海外積立保険)の評判が知りたい。続けるべき?解約すべき?

「手数料が高い」という話は本当なのか、実際の数字で知りたい

IFAに勧められて契約したけれど、これで良かったのか不安

「世界中に分散投資」「プロが運用」「設定来+1300%」——そんな言葉に惹かれて、私は32歳のとき、月6万円・25年積立の海外オフショア保険「RL360」を契約しました。そして6年後の38歳、約456万円を積み立てた時点で、私はこれを解約することに決めました。

この記事は、投資の素人だった私が実際に6年間RL360を積み立て、解約を決断するまでに調べたことを、良い面も悪い面も忖度なくまとめた正直な失敗談です。結論から言うと——RL360は、6年持ってみて「実績(リターン)でも手数料でも、NISAで買えるインデックス(S&P500・全世界株)に見劣りする」商品でした。

最終更新日:2026年6月27日(保険・税制・各社サービスや市場環境は変化します。本記事は随時見直します)

執筆について: 本記事は資産形成を学ぶ個人運営メディアの編集部(筆者本人)が、自身が実際に契約・解約したRL360の契約明細・運用報告書などの一次データをもとに作成しています。

重要: 記載の数値・判断は筆者一個人の契約・状況に基づく実例であり、すべての方に当てはまるものではありません。最適な選択は契約内容・居住地・税務状況・相場環境で変わります。

広告について: 本記事はオウンドメディア(自社運営メディア)の記事です。外部・内部リンクには広告(アフィリエイトリンク)を含む場合があります。

免責: 本記事は情報提供のみを目的とし、特定の金融商品・保険の契約・解約を推奨・勧誘するものではありません。本記事を用いて行ったいかなる判断の結果についても、当メディアは一切の責任を負いません。 保険の解約・税務の判断は、必ずご自身で、必要に応じて専門家(ファイナンシャルプランナー・税理士)にご確認ください。

この記事の対象読者と、慎重になってほしい方

この記事は、RL360など「保険でくるんだ海外積立」を契約済み/検討中で、続けるべきか迷っている方向けです。解約は元本割れや税金が絡む重要な判断です。ご自身の契約内容(解約返戻金・手数料・税務)を必ず確認し、不安な場合は専門家に相談してください。

困ったとき・相談先:保険・投資の勧誘トラブルは 金融庁 金融サービス利用者相談室(0570-016811)、悪質な勧誘・詐欺は 消費者ホットライン「188」、税務は 税理士 へ。


30秒で結論|私がRL360を解約した理由

① 実績がインデックスに負けていた:13年でRL360+150%に対し、全世界株+279%・S&P500+505%。3〜5年保有でインデックスに勝てた期間はほぼゼロ

② 手数料が高い:オールイン年約5%=NISAで買えるインデックス投信(年0.1〜0.2%)の数十倍

③ NISA枠が空いている=この商品の唯一の存在意義(非課税)はNISAで安く再現できる

④ 幸い解約返戻金>払込で、損なく・非課税で出られるタイミングだった

※ただし「NISAが使えない海外駐在者」には今でも意味がある商品。一方的に“悪”とは言いません

まず私の立場:6年積み立てて解約した当事者です

ネットのレビューには、実際に契約していない人が書いた一般論も多くあります。この記事は違います。

私は2020年に月6万円・25年払いでRL360を契約し、約6年・計456万円を積み立て、2026年に解約を決めた当事者です。契約明細・運用報告書という手元の一次データをもとに、何に惹かれて契約し、何で違和感を持ち、何が決め手で解約したのかを、数字とともに正直に書きます。

※プライバシーのため、契約番号・販売仲介会社(IFA)名・個人情報は伏せ、金額は私の契約の実数で記載します。


そもそもRL360とは?なぜこんな商品が存在するのか

そもそもRL360ってどんな商品なんですか?怪しい会社ではないの?

詐欺ではなく実在の運用商品です。マン島という海外拠点の「保険の器に包んだ積立投資」で、IFA(独立系アドバイザー)経由で売られます。ただし“誰のために設計されているか”を理解しておくことが大事です。

RL360は、マン島(Isle of Man/英国とアイルランドの間にある低税率の金融地)に拠点を置く会社が提供する、保険の形式をとった積立投資商品です。もとは英大手ロイヤル・ロンドンの海外部門で、現在は独立。詐欺会社ではなく、中身は実在の投資信託で運用されています。

ポイントは販売構造です。RL360は契約者に直接ではなく、IFA(独立系ファイナンシャル・アドバイザー)経由でのみ販売されます。IFAは契約時に保険会社から多額の販売報酬(コミッション)を先に受け取り、それを契約者が長い年月をかけて手数料として払い戻していく——この設計が、後で述べる高コストの正体です。

なぜこんな商品が存在するのか(公平な視点)

これは大事な点なので先に書きます。RL360のような商品には、正当な存在意義があります。本来のターゲットは——

  • 日本のNISA、英国のISA、米国の401kといった「母国の非課税制度」を使えない人
  • 具体的には海外駐在員・海外居住者、国境をまたいで移動し、どこの国の優遇口座も持てない人

こういう層にとっては、国に縛られず長期積立できる「器」に意味があります。問題は、私のように「日本に住んでいて、NISA枠が空いている人」が契約してしまうこと。 その場合、同じ運用をNISAで圧倒的に安く・非課税でできてしまうため、割に合わなくなります。


何がおかしいと感じたのか:実績も手数料もインデックスに見劣りした

6年積み立てて、増えてはいたんですよね?何が問題だったんですか?

増えてはいました。でも「同じ期間、同じお金をNISAでインデックスに入れていたら?」と比べたとき、実績でも手数料でも見劣りすると分かったんです。

口座の評価額自体は、契約時から増えてはいました。問題は「増え方」です。同じ6年間、同じ金額をNISAで全世界株やS&P500のインデックスに積み立てていたら、どうだったか——そう考えて調べると、RL360は実績(リターン)でも手数料でも、インデックスに見劣りすることが分かりました。

この記事では、その2つ——「手数料の高さ」と「インデックスへの負け」——を順番に、数字で見ていきます。


まず手数料:オールインで年約5%(インデックスの数十倍)

なぜそんなに手数料が引かれるんですか?投信なら年0.1%とかですよね…。

RL360は「買うとき1回」ではなく「持っている限り毎年」効くタイプ。複数の手数料が重なって、合計で年約5%でした。

RL360の手数料は、評価額に対して毎月・%で引かれ続けるのが特徴です。投信のように「買うとき1回」ではありません。

手数料 料率 対象
口座維持の初期費用(establishment charge) 月0.5%=年6% 契約初期に積み立てた「初期口座」分
管理費用(admin charge) 月0.125%=年1.5% 評価額全体に毎月
サービス料 固定 月数百円相当
中の投信のコスト 約1.5% 10本のファンド

合計すると、現在でも評価額のオールインで年約5%。初期口座の比率が下がっても下限は年約3%が満期(私の場合2045年)まで残ります。NISAのインデックス投信(年0.1〜0.2%)の、数十倍のコストです。

手数料の怖いところは、この差が毎年、リターンからそのまま引かれていくこと。年5%のコストは、インデックスより毎年5%多く儲けないと取り返せません。これが、次に見る「インデックスへの負け」に直結します。


データで確認:インデックスにどれくらい負けていたか

「手数料が高いのは分かった。でも、その分よく運用してくれているのでは?」——私もそう思って調べました。結論は逆でした。

RL360の中身は、韓国・インド・中国・中南米・アジア小型・資源・金鉱株など、新興国とテーマに極端集中した100%株式で、米国株がほぼゼロ。世界の株式時価の約6割を占める米国を持たない、いわばS&P500の“裏返し”の構成です。

販売仲介のIFAが発行する公式の運用報告書(費用差引後)の13年実績(2013〜2025年)を、指数と並べるとこうなります。

13年の累積リターン 年率(CAGR)
S&P500(米国株) +505% 14.9%
全世界株(ACWI) +279% 10.8%
RL360(IFA公式・費用差引後) +150% 7.3%
  • コストを引く前の「中身」だけで見ても、全世界株と互角どまり・S&P500には完敗。 そこへ年約3〜5%の手数料がとどめを刺します。
  • 3年・5年保有でインデックス(全世界株・S&P500)に勝った期間は、ほぼゼロ%。
  • 決定的なのは、売っている側のIFAが配る資料ですら、自社の控えめなベンチマーク(株80%+債券20%)に5年で負けていること(5年:19.8% vs 27.5%)。

「設定来+1300%」のからくり

契約時に見せられた「設定来+1300%」という派手な数字。調べると、これは1999年〜の数字で、しかも2009年以前は実運用ではなく“モデルポートフォリオ”でした。中身は2000年代の新興国スーパーサイクル+資源・金ブーム(新興国が年30〜50%級で上がり、金が10年で約7倍になった異常な時期)の産物。上昇率が年5%のコストを上回るほどの大相場だったから残った数字で、普通の+15%級の相場では、年5%のコストが致命的に効きます。同じ勝ち方は再現できません。


なぜ「今」解約を決めたのか(3つの理由)

手数料が高いのは分かりました。でも、損切りするのは怖くないですか?

そこが大事な点で、私の場合は「損せず・非課税で出られる」稀なタイミングでした。決め手は3つあります。

理由①:NISA枠が空いている=この商品の存在意義が消えた

RL360のような「保険でくるんだ運用」を正当化できる唯一の本命は、非課税・税の繰り延べです。でも、新NISA(年360万円・生涯1,800万円・非課税無期限)の枠が空いているなら、同じ非課税運用をNISAで実現できる。しかも中身(新興国・テーマ・金)も、NISAの投信でコスト数十分の一で再現できます。器を持ち続ける理由が消えました。

理由②:今は「損なく・非課税で出られる」稀なタイミングだった

私の場合、解約返戻金490万円 > 払込456万円で、元本割れしていませんでした。さらに、利益34万円は一時所得の特別控除(50万円)の範囲内なので、税金もゼロで出られる。保険の解約でこの条件が揃うのは稀です。

理由③:実績も手数料もインデックスに劣り、持ち続ける魅力がなかった

前章のとおり、RL360は実績でインデックスに負け、手数料はその数十倍。このまま持ち続けても、年約3〜5%の手数料を払いながら、インデックスに差をつけられ続けるだけ——そう考えると、続ける魅力はありませんでした。同じ世界分散も、新興国や金に賭けたい気持ちも、NISAの投信でコスト数十分の一で叶えられます。


よくある「慰留トーク」への私の答え

解約を考えると、いくつかの引き止めの言葉に出会います。私なりに調べた答えはこうです。

  • 「そろそろ新興国が来る」 → 来るかどうかではなく「どう乗るか」が論点。同じ新興国に賭けるなら、年約5%のRL360より、年0.187%のNISAの新興国インデックスのほうが安く・フルに乗れます。当たっても外れてもNISAが有利。
  • 「設定来+1300%だ」 → 前述のとおり、2000年代の大相場のモデル値で、再現性は低い。
  • 「25年で手数料はゼロになる」 → そこに至るまで20年近く、年約5%の手数料を払い続けます。その間ずっとインデックスに差をつけられるなら、待つ意味は薄いです。
  • 「米国以外が来る局面に強い」 → 中身は新興国株(好況で上がる)と金鉱株・資源(混乱で上がる)が同居し、正反対の局面で動くので方向が揃わない。どちらが来るかは事前に読めません。

それでも、一方的に「悪」とは言いません(公平に)

失敗談ですが、フェアに書きます。

  • 負けた半分は相場のせい:2013〜2025年は「米国一強」の時代でした。米国をほぼ持たないRL360の中身は、構造的に不利な局面だった面があります。
  • 勝った年も実在:13年のうち3回(2017・2020・2025年)はS&P500に勝っています。いずれも「米国以外が主役」の年でした。
  • 合う人はいる:繰り返しになりますが、NISAが使えない海外居住者などには、今でも「器」としての価値があります。

私が言いたいのは「保険でくるんだ貯蓄=悪」ではなく、「日本に住んでいて、NISA枠が空いていて、しかも今なら損なく出られる私の状況では、続ける合理性がなかった」ということです。


同じように勧められた人へ:確認すべき3つのこと

私もIFAに勧められて契約しています。何を確認すればいいですか?

慌てて解約する前に、この3つを確認してください。あなたの状況では「続ける」が正解の場合もあります。

  1. 手数料を「年率」で把握し、インデックスと比べる:評価額に対して毎年何%引かれているか(RL360は年約5%)。同じ運用は、NISAのインデックス投信なら年0.1〜0.2%でできます。
  2. 解約返戻金と払込額を比べる:今が元本割れか否か。損なく出られるタイミングは稀です。利益が一時所得控除(50万円)以内なら非課税で出られます(※税の扱いは必ず税理士に確認を)。
  3. NISA枠が空いていないか:空いているなら、その保険の存在意義(非課税)はNISAで安く再現できます。

私自身は、解約してつみたてNISA・低コストインデックスへ移しました。その「正しいやり方」を実際に続けた実績は、別記事で公開しています。


RL360の解約に関する よくある質問(FAQ)

Q1. RL360は詐欺ですか?

A. 詐欺ではありません。 マン島に拠点を置く実在の会社の商品で、中身も実在の投資信託で運用されています。ただしIFAに販売報酬が出るコミッション型で手数料が高く、純粋な運用としては低コストインデックスに長期で負けやすい構造です。

Q2. RL360は今すぐ解約すべきですか?

A. 人によります。 解約は元本割れや税金が絡む重要な判断です。①手数料の年率、②解約返戻金と払込額(元本割れか)、③NISA枠の有無、を確認してください。元本割れが大きい場合や、海外居住で非課税制度が使えない場合は、続けるほうが良いこともあります。必ずご自身で、専門家にも相談して判断してください。

Q3. RL360はインデックス(S&P500など)と比べてどうでしたか?

A. 私が確認した範囲では、実績でも手数料でも見劣りしました。 販売側IFAの公式データ(費用差引後)でも、13年でRL360+150%に対し全世界株+279%・S&P500+505%。3〜5年保有でインデックスに勝てた期間はほぼゼロでした。手数料も年約5%とインデックス投信の数十倍です。

Q4. 解約したお金はどうすればいいですか?

A. 私は、つみたてNISA・低コストの全世界株インデックスに移しました。 NISA枠(年360万・生涯1,800万)で非課税運用でき、RL360の中身(新興国・テーマ・金)もコスト数十分の一で再現できます。具体的な配分はご自身のリスク許容度と専門家の助言で。

Q5. 解約すると損しませんか?

A. 私の場合は、解約返戻金が払込額を上回っており、損なく・非課税で出られました。 ただしこれは相場と契約時期に恵まれた稀なケースです。元本割れ中に解約すれば損が確定します。ご自身の解約返戻金を必ず確認してください。


振り返って|RL360を解約して感じたこと

手数料の「年率」と解約返戻金、NISA枠。私も自分の契約をちゃんと確認してみます!

それが一番大事な一歩です。慌てて解約する必要はありません。数字で確認すれば、自分にとっての正解が見えてきますよ。

6年積み立てて解約した、私の正直な結論です。

  • 実績でインデックスに負けていた(13年でRL360+150% vs S&P500+505%・全世界株+279%)。3〜5年保有で指数に勝てた期間はほぼゼロ。
  • 手数料も高い(オールイン年約5%=インデックス投信の数十倍)。実績でも手数料でも見劣りした。
  • NISA枠が空いている私には、同じ運用を安く非課税でできる以上、続ける理由がなかった。
  • ただし「NISAが使えない海外駐在者」には今でも意味がある商品。一方的に“悪”とは言いません。

大切なのは、営業トークや派手な数字ではなく、自分の契約の「実数」で判断すること。もしあなたが同じ商品で迷っているなら、この失敗談が、自分の頭で考えるための材料になれば嬉しいです。


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【免責事項】 本記事は、筆者個人の実際の契約・解約の経験に基づく情報提供を目的としており、特定の金融商品・保険の契約や解約を推奨・勧誘するものではありません。記載の数値・判断は筆者一個人の契約・状況に基づく実例であり、将来の成果や他者への当てはまりを保証しません。保険の解約返戻金・手数料・税務(解約返戻金は原則「一時所得」)の扱いは契約・個人の状況で異なります。重要な判断の前に、必ずご自身で契約内容を確認し、ファイナンシャルプランナー・税理士など専門家にご相談ください。最新の制度・税制は金融庁国税庁の公式情報でご確認ください。